オープンスペース 2017 未来の再創造 @NTT Inter Communication Center
3/11日、NTT Inter Communication Centerで行われていたオープンスペース2017 未来の再創造へ行ってきました。
メディア・アート作品をはじめ,現代のメディア環境における多様な表現をとりあげ,幅広い観客層に向けて紹介する展覧会だそうで、メディア・アートにおける代表的な作品,先端技術を取り入れた作品,批評的な観点を持つ作品,さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを,作品の理解を助ける解説とともに展示し,作品を楽しむだけでなく,その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方,現代社会における問題,未来への展望や,さらに新しい感性や美意識について考えるきっかけとなることをめざしているとのことです。
いくつか撮れないものあり飛び飛びですが紹介して行きたいと思っています。
扱っているのは建築による空間の制作や知覚を刺激するアートでほとんどが体感型のメディアアートでした。
まず建築、設計。
hereringという作品です。
これはデヴァイスと空間を結びつけて音がなる仕組みのものでした。
デヴァイスの位置を色々な空間、場所に持っていくと音がなる楽器。
これは下のパネルの顔をペンで引っ張ると正面の顔に表情が出ます。
結構怖かった 笑
Emergencies!という企画だそうです。
知覚を刺激するメディアアート、うまく使えば色々なことに応用できそうです。
この浮いた物体にタグ付けしてあるそうです。
Atlagという作品でこれを通してタグ付けした物体を見ると物体に固有した音がなる仕組みのものでした。
Oto-megane
三原聡一郎さん 「鈴」という作品でした。
自分の作ってる作品と似たものを感じました、、
スグウェン・チャンさん作 ドローイングオペレーション
また、写真撮れなかったやつで面白かったのは以下です。
グレゴリー・バーサミアン「ジャグラー」
オーラ・サッツ「銃弾と弾痕の間で揺らめいて」
evala「Our Muse」「大きな耳を持った狐」
evalaさんのは時間の関係で行けず、これは無響室(全く音がならない部屋)を使用した作品だそうです。
「無響室では心臓の音が鳴っている、人は無響の空間においても音から逃れられない」とは現代音楽家のジョン・ケージの言葉ですが、しばらくあるならこれを体感するためだけに行きたかったりしてます。
絵画、彫刻、映像、音楽やインスタレーションときて現代の芸術はメディアによる体感型アートへの変換が始まっているのだそうです。
また、メディアと別にバイオテクノロジーを軸に宗教、経済等を題材にしたアートが現在のアートになっていくのでは、というようです。
知覚を刺激するメディアアートに多く触れることができました。