豊永洵子 ダンスパフォーマンス 長久手文化の家
長久手文化の家に、去年パフォーマンスでご一緒させて頂いてた豊永洵子さんのコンテンポラリーダンスパフォーマンスへ。
長久手はこういった文化的なことにとても力を入れている印象があります。
まず最初は、豊永さん振付けのトリオ作品「ぐれい」という作品を見ました。
津曲晴子さん、杉山絵里さん、風岡美沙さんによるパフォーマンス。
タイトル通り掴み所のない作品で正直にいうと文章にすることを考えていたのですが中々説明しずらい作品でした。
それは、身体でしか表現できないことへの挑戦に見受けられました。
同じことを繰り返していたと思ったら別では違うことをやりだしたり、重なりあったりなんとも言えない画面の転換を随時繰り返していく作品でした。
題名は後に見たんですが確かに「ぐれい」な空間。
色は見えないけど身体で表す曖昧な中間にある色合い。
豊永さんのソロ作品は「TUBEROSA」というそうです。
最初はどうにもならない感情を吐き出すようなダンスを黒い服で踊り、その後一旦暗転して白い服への場面の転換があり異世界での体験を表現するようなダンスを踊っておられました。
同時に2つの作品を振り付けするというのは困難なことだったように見受けられましたがコンテンポラリーダンスの面白いのはもちろん身体の動きもですが、それプラスで身体が全てじゃなくて作品の展開など作品自体に魅力があったりすることだなと実感します。